2019年 伊勢湾カップ第1戦 帆走指示書

1. 適用規則
  • 2017-2020 セーリング競技規則(RRS)および同附則(F)
  • IKA Twin Tip Racing Class Rules
  • 大会実施要項(レース公示)
  • 本帆走指示書
2. 帆走指示書の変更並びに選手への通告
本帆走指示書の変更もしくは選手への通告がある場合は、大会本部の公式掲示板において当該レースのスタート20分前までに掲示される。
3. 責任の所在
本大会のレースコミッティーとボランティアスタッフは人員および物件に対する一切の損害責任は負わない。出艇、スタート可否、レース継続の判断および水上の安全管理責任は各選手にある。
4. レースエリアおよびコース図
レース当日の競技開始予定時刻の30分前までに公式掲示板に掲示する。コース設定においては、1位でゴールした選手が15分〜30分の間に周回することを目標とする。
5. 風速規定
種目 最小 最大
ハイドロフォイル 秒速6ノット 秒速25ノット
TT:R 秒速10ノット 秒速25ノット
6. 陸上の信号旗
音響 意味 補足
AP 2 スタート延期 降下時の音響は 1 声
オレンジチェック 1 間もなくレース開始
選手はレースエリアに向かえ
L 1 公式掲示板に新たな通告あり
AP + A 2 未スタートのレースは延期
本日の競技は終了
7. 水上の信号旗
7.1 種目旗
ハイドロフォイル オレンジチェック
TT:R ブラック
7.2 スタート信号
ハイドロフォイル
シーケンス 信号旗 音響
スタート 5 分前 U旗掲揚 1
スタート 3 分前 レッド旗掲揚 1
スタート 2 分前 レッド旗降下
イエロー旗掲揚
1
スタート 1 分前 イエロー旗降下
ブルー旗掲揚
1
スタート ブルー旗降下 1
TT:R
シーケンス 信号旗 音響
スタート 3 分前 T旗掲揚 1
スタート 2 分前 レッド旗掲揚 1
スタート 1 分前 レッド旗降下
イエロー旗掲揚
1
スタート イエロー旗降下
グリーン旗掲揚
1
7.3 その他
音響 意味 補足
AP 2 スタート延期 降下時の音響は 1 声
新たな信号は旗降下後 1 分後に掲揚
AP + H 2 スタート延期
陸上へ戻れ
新たな信号は陸上で掲揚
N 3 競技中のレースは中止する
スタートエリアに戻れ
新たな信号は旗降下後 1 分後に掲揚
N + H 3 レース中止
陸上へ戻れ
新たな信号は陸上で掲揚
L 1 通達事項あり
選手は声の届く範囲に寄れ
X 1 スタートリコール(OCS)
第1代表 2 ゼネラルリコール
スタートエリアに戻れ
降下時の音響は 1 声
新たな警告信号は 1 分後に掲揚
8. スタートの規定
8.1 風速
風速の判定は、レースコミッティーがスタート 1 分前にスタートエリア内で平均風速によって行う。
8.2 禁止事項
スタート 1 分前以降は意図的にスピードダウンをしたり、艇をストップさせてはならない。ただし偶発的に沈をした場合や沈をした艇を避ける場合はこの規定に抵触しない。
8.3 スタートラインの消滅
ハイドロフォイル スタート 4 分後 U 旗降下
TT:R スタート 1 分後 グリーン旗降下

※ スタートライン消滅後にスタートラインを通過した場合は DNS と判定される。

9. フィニッシュライン
コース図に記載される。
10. タイムリミット
ハイドロフォイル トップ艇フィニッシュ後 10 分間
TT:R トップ艇フィニッシュ後 3 分間
11. 得点および順位判定
セーリング競技規則附則に準じる。
12. 選手の識別
参加選手は公式掲示板に公示された背番号のビブを着用してレースに参加しなければならない。非着用もしくは背番号が判読できない状態で参加した選手は DSQ としてスコアリングされる。
13. 抗議(プロテスト)
レースエリアで起こったインシデントについて抗議しようとする選手は当該レースの終了後速やかにレースコミッティー(陸上本部または海上本部艇)にその旨を伝えなければならない。受理の判断はプロテストコミッティーに因って判断される。艇体間でのインシデントに関しては発生後速やかに相手艇に抗議の意志を伝えなければならない。
14. レース数およびカットレース数
今大会の最大レース数は 12 レースとする。カットレース数は成立したレースの数により下記の通りとする。

5 レース成立 1 レースカット
10 レース成立 2 レースカット
15. ランチングエリア
ランチングエリアは公式掲示板に図示される。
16. 出艇申告
参加選手は出艇前に出艇申告書に出艇時刻を記入し、帰着後は帰着申告書に帰着時刻を記入しなければならない。記入していない場合は失格とする。
17. 選手の義務
  1. 競技中ははライフジャケットおよびヘルメットを着用しなければならない。
  2. カイトリーシュを着用し、カイトリーシュが安全に機能するコントロールバーを使用しなければならない。
  3. ボードリーシュは使用してはならない。
  4. 大会中使用する機材(カイト、ボード、ウィングセット)は陸上本部で申請を行わなければならない。未申請の機材は使用した場合は該当レースを DSQ とする。競技中に機材が破損した場合はレースコミッティーの指示に従わなければならない。機材数の上限は下記の通りとする。
種目 カイト ボード ウィングセット
ハイドロフォイル 4 1 1
TT:R 4 2